機械学習/深層学習 AI開発プラットフォームReNom(リノーム)の画像認識AI開発ツールとして提供している「ReNomIMG(リノームイメージ)」のメジャーアップデート版となるversion1.0をリリースしました。
「ReNomIMG」は、GUI画面を通して簡単に物体検出AIを構築可能にするアプリケーションとプログラムからAIを活用するためのPython APIからなるAI開発ツールです。今回リリースした version1.0 は、アプリケーションデザインの変更をはじめとして、アプリケーションで開発したモデルをプログラムから使用するためのモジュールを追加しました。 また物体検出AI以外にも画像分類、領域セグメンテーションAIを数行のプログラムで構築することが可能なPython APIを提供します。
<ReNomIMG version1.0 の特長>
①GUIアプリケーションデザインの変更
データ・セットに、どの種類の教師データがいくつ含まれているのかについて、視覚的に分かりやすくなりました。
②アプリケーションで作成したAIをpythonから使用するモジュールとして追加
AIの作成、精度評価をアプリケーションで手軽に行い、作成したAIを直ちにプログラムへデプロイすることが可能になりました。
③物体検出・画像分類・領域セグメンテーションのためのPython APIを追加
Pythonプログラムから使用可能な物体検出・画像分類・領域セグメンテーションAI開発APIを提供します。数行のプログラムコードでAIの構築から学習、推論を行うことができます。
<イメージ図>
今後は、より多様な画像認識アルゴリズムの実装と、AI開発における予測精度向上に取り組んで参ります。
■ReNomIMGについて
ReNomIMGとは、物体検出AIをアプリケーション画面を通して簡単に構築することができるアプリケーションツールです。物体検出AIの構築に必要なプロセスのなかで、AIアーキテクチャの定義、パラメータの調整、評価を簡略化します。ユーザーは、目的ごとに学習用データ・セット用意するだけで、AI構築のフェーズに入ることができます。さらに、様々なパラメータを与えてAIを作成した後、統一的な評価指標により、それぞれのAIを比較することができます。このように、ユーザーは一連の作業をアプリケーションで完結させることができるので、物体検出AI構築のための大幅な工数削減が可能となります。
■ReNomIMGダウンロード リンク
https://github.com/ReNom-dev-team/ReNomIMG
■ReNom公式サイト
<ドキュメント>
http://www.renom.jp/
<GitHub>
ReNomはGitHubより、ダウンロードして頂くことが可能で、ソフトウェアのご利用にあたっては、事前にライセンスをご確認頂きご利用下さい。
https://github.com/ReNom-dev-team/ReNomIMG