海運

Vessel

物資やエネルギー資源を運搬する、物流の大動脈である海運業務。 熟練の技術者たちが多大な労力と時間をかけて、 日々変わりゆく天候や需給バランスを考慮しながら、 最良の配船計画を策定しています。 グリッドは、海運に関わる全てのオペレーションを AIによって最適化し、暮らしを支えます。

Subject

海運業界を取り巻く課題

1

脱炭素化

船舶の燃料には多くの石油由来エネルギーが使用されており、環境負荷軽減が課題となっています。一方で、他の輸送手段と比較しCO2排出量の発生がより少ない海上輸送の貨物量は今後増加していくことが予想されています。そのため、より一層の脱炭素化推進が業界として大きな課題となっています。

2

人手不足

国内貨物輸送の約4割を担う内航船では、人手不足が深刻な問題となっています。船員が減少していくと輸送船を削減せざるを得なくなり、輸送費の値上げ、ひいては物資の価格自体の高騰に繋がります。船員の確保と併せて、無駄のない効率的な配船によって輸送時間を短縮することが求められています。

3

景気動向による影響

景気動向によって大きく収益が変わるため、安定的な収益構造への変革が求められています。洋上風力や船の海運用途以外の設備利用など、これまでの海運事業で培ったノウハウをもとにした新たな事業への参画が行われています。こうした新規事業を本格稼働する為の経営シミュレーションにも活用できます 。

Solution

GRIDが提供するソリューション

シミュレーション

現場のオペレーションをデジタルツイン上に再現緻密に再現されたデジタルツインによって、あらゆる状況下での行動を試すことが可能に

AI最適化

シミュレーター上で、設定したKPIに応じた最適なオペレーションをAIが導き出す

シナリオプランニング

不確実な未来に備えて、複数の需要予測シナリオをAIが擬似生成。シナリオに対応した最適な計画を算出し、その結果を分析することでロバストな計画を立案可能に

ReNom APPS

デジタルツイン・最適化ソリューションをSaaS化

Introduction

導入例

内航船配船計画

石油などの化学製品から日用品など国内における貨物輸送の配船計画をAIによって最適化。船舶の運航効率や製品の積み付けバランス、航海時間や荷役時間を含めた船舶稼働時間など様々な制約条件を考慮した最適な計画をAIが立案します。

外航船配船計画

海外拠点を経由する外航船ならではの燃料補給拠点・タイミング、荷主側の購買契約ルールなどの制約条件を反映させたデジタルツインを設計し、最適な計画をAIが立案します。

燃料調達・積みつけ計画

発電の燃料となる石炭を仕入れ拠点から発電所まで運搬するための配船計画。貯炭場の形式や積荷方法、海上輸送に関する多数の制約を満たしながら、発電所の燃料在庫を切らすことなく運搬するための配船計画が求められます。グリッドでは、調達配船から積荷までを考慮した最適な計画策定をAIで自動化します。

GRIDのテクノロジーは
多くの企業とその現場で使われています

石油製品内航船の配船計画最適化システムの開発

出光興産
海運

世界最大規模となる約120隻の自動車専用船配船計画最適化

日本郵船
海運

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デジタルツイン・最適化の導入方法から
ビジネスインパクトまで分かりやすくまとめた資料です。

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