【アカデミーレポート】パートナー企業のTIS株式会社様へ「AI Business Academy」を開催しました。

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2018年7月19日(木)と20日(金)の2日間、TIS東京本社において、 TIS株式会社サービス事業統括本部約20名の社員を対象とした、 AI(人工知能)に特化した企業向け実ビジネスが学べる「AI Business Academy」を開催しました。

AI Business Academy (aibiz)とは、「AIを自分たちの事業やビジネスに導入したいが、どのようにしていいのかわからない。」という企業様などに向けて、実際の事業やビジネスに活用して頂ける実践型のアカデミーです。

GRIDとTISは、2017年12月にAIを活用したソリューション展開を推進するために、業務提携を行っており、パートナー企業として様々なプロジェクトに取り組んでいます。そのようなご縁のもと、新しい技術に対して取り組んでいくにあたり、参加メンバーからAI活用のアイデアを起案・発案して頂くために、AI概論から機会学習・深層学習の概論、データ分析や画像認識のハンズオン、AIプロジェクトの事例紹介、ワークショップのプログラムを実施しました。

1日目の午前中は代表取締役社長 中村より、「AIの概論」と題して、AI概論の説明と「AIとは何か」「AIで何ができるのか」などの、身近な問題を隣同士でディスカッションを交えながら行いました。
AIを扱うには、AIスキルが必要だと考える傾向が強いと思います。しかし、スキル以上にAIができない閃きを大事にして行くことが人間固有の予測能力や閃き力を高める事に繋がりそうではないかと考えさせられた講義でした。

続いて午後からは、プロジェクトマネーシャー 宮本より、機械学習と深層学習の概論とReNomチュートリアル(様々なデータとそのデータを使った分析のアプローチ)の説明をして、実際にチュートリアルを使って実装していただくハンズオンを行いました。
難しい理論の説明は必要最小限に抑え、AIを「実践的に実務で使える」レベルまで到達できることを念頭に置いて、ReNomチュートリアルは構成しています。

そして1日目の最後は、アルゴリズムの一種であるTDA(Topological data analysis)を活用しながら、データのカタチを見て、自分たちでそのデータの持つ意味を探すこと(=洞察力を養うこと)を目的とし、実際にPCを使ってデータ分析を行いました。
具体的には、セールスの村田とエンジニアの沼尻より、TDAの理論と使い方を説明した後、実践としてTDAが使えるアプリケーションのデモ版でサンプルのデータを使いながら、クラスタリングの検証を行い、その中からどんなことが分かるのかハンズオンしてディスカッションして発表して頂きました。

1日目を振り返ると、午後のプログラムでは、途中、少し難しいところもありながらも積極的にディスカッションをして頂き、短い時間なりにアウトプットをして頂けたので非常に良かったです。そして応用的な発想をして頂くようなヒントもお伝えできたので、「AIをビジネスに変えていく流れ」の感覚を忘れずに、今後の業務により活かせるのではと感じました。

 

研修は2日目に続きます。

2日目の午前中は、セールスの下村より画像認識の概要や画像認識アプリケーション「ReNomTAG」「ReNomIMG」の説明と、クラス設計のワークショップ(お題:「画像認識が応用できる分野を考えてテーマを決めて、選択したテーマのクラス設定を考察する」)と、ワークショップのお題に対して3グループに発表して頂きました。

その後、実際に「ReNom TAG」を使いながらタグ付けを体験と、「ReNom IMG」を使いモデル開発を体験していただきました。
画像分析の一連の作業がこの2つのアプリケーションで簡易となり、ユーザー自身で、物体認識のアプリケーションを開発する事が可能なので大変便利です。

午後からは、代表取締役 曽我部より、実際のAIプロジェクトの事例紹介を行いました。なかなか普段聞けないようなAIプロジェクトの苦労話や裏話も織り交ぜながら紹介したので、予定時間をオーバーするくらい皆さんが耳を傾けていました。

アカデミー最後のプログラムは、TIS野満さんがファシリテーターとなりワークショップを行いました。

コンサルディングファームで使用しているメソッドをいくつかピックアップして、AI案件に適用しながらスキーム実践を行い、各チームに発表していただきました。

研修前に持っていた「AI」「深層学習」「機械学習」のイメージと、2日間の研修を終えてのイメージは変化しましたか。現在、バズワードとなっている「AI」に振りまわされずに、AIの中身はどんなことで、自分ができることは何なのか、実ビジネスへの応用方法などを正しく理解した上で、共に突き詰めていきたいと感じた2日間でした。

長時間の研修、お疲れ様でした。引き続き、AIを楽しく学びながら、日ごろの業務や生活に活用して頂けると幸いです。どうもありがとうございました。

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