2017年9月26 日(水)、六本木のSpeee Loungeにおいて開催された「∞ReNom User Group (RNUG) #2」に、弊社テクノロジーソリューショングループエンジニアチームの諏訪と沼尻が登壇しました。
ReNom User Group (RNUG)とは、人工知能、データ分析の技術を活用し、実ビジネスに役立てようとされる有志の集まりで、スキルアップや情報交換やミートアップの場として9月にスタートしたコミュニティです。今回のRNUG #2は、ReNom ver2.0が8月8日に公開されたことを受けまして、ReNom ver2.0最新情報の提供と、いち早くReNomを触っているユーザーの皆さまにショートセッション を5本お送りしました!
当日は、約60名にご参加頂き、3分の2以上の方が実際に手を動かしてフレームワークを触ったことがあるという中で、RNUG運営事務局のオープニングの挨拶からスタートしました。
続きましては、弊社のテクノロジーソリューショングループ エンジニアチーム諏訪より、 「強化学習を用いたポートフォリオマネジメントの試み」をテーマとして、強化学習によるポートフォリオマネジメントアルゴリズムを実装したことについて、紹介しました。
その後は、ユーザーによる15分のショートセッションとして5本お届けしました。
① 株式会社エル・ティー・エス 渡辺 翔太氏より「AIによる働き方改革!~本当にストレスを感じている社員を見逃すな~」をテーマとして、ストレスを抱えていそうな自社の社員を、データ(勤怠データ・経費データ・工数データ)から見つけられないかと問題意識をもち、ReNomを使ったデータ分析について、紹介されました。
② 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 藤澤 好民氏より、「ハイパーパラメータ触ってみた」をテーマとして、ハイパーパラメータを使用した時の調整の苦労や、ハイパーパラメータ探索の効果について、紹介されました。
③ 東京大学医学部医学科3年 成家 悠太氏より、「機械学習を医療に応用するために」をテーマとして、この1ヶ月間でReNomを使って行った実験について、紹介されました。
④ 富士通株式会社 山中 惇平氏より、「Infrastructure as CodeでReNom環境構築入門」をテーマとして、データの分析環境の骨が折れたりする部分について、紹介されました。
⑤ 弊社テクノロジーソリューショングループ エンジニアチーム 沼尻より、「トポロジカルデータアナリシスの理論と実践」をテーマとして、トポロジカルデータアナリシスの手法について、紹介しました。
懇親会は、前回同様にお酒とビザを囲みながら、皆さんがざっくばらんに自己紹介をはじめ、ショートセッションの内容を具体的に質問されていたり、情報交換を積極的に行っていました。前回の「∞ReNom User Group Kick Off Event」より、引き続きご参加頂いた方からは、「お久しぶりですね。」といった嬉しいお声かけがあったり、「TDA(Topological data analysis)を初めて聞いたが、理論的なところが理解できたので、面白いと思いました。」などの声を聞くことが出来ました。
次回RNUG #3は、11月8日(水)19時~DEJIMA(デジマ)にて開催予定です。
ReNomを使ったユースケースをユーザー間で共有して、色々なアイデアを出し合い、アナリティクス市場を一緒に盛り上げていきましょう!
ご参加頂いた皆さま、どうも有難うございました。次回も皆さまにお会いできることを楽しみにしています。
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