株式会社グリッド(代表取締役社長:曽我部完、本社:東京都港区、以下:グリッド)は、電力需給の週間計画策定を目的として四国電力株式会社(以下:四国電力)向けに開発した電力需給計画立案システム「ReNom Power」について、年間計画策定機能を新たに搭載し、2024年12月より、四国電力にて実運用を開始しました。

これまで、四国電力では、自社製の電力需給計画立案システムを活用して年間計画を策定してきましたが、昭和期より用いられている当該システムは、近年の電力システム改革に伴う制度変更や運用変更等に応じた柔軟な対応が難しくなっていたことに加え、旧来のプログラム開発に関する習熟者の不足によりメンテナンスも困難となっていました。

こうした課題を解決するため、グリッドにて、既に四国電力に導入している「ReNom Power」の週間計画立案機能をベースとして、年間計画立案機能を開発しました。

今回の「ReNom Power」への年間計画立案機能の実装により、従来のシステムに比べてきめ細やかなシナリオ設計が可能となり年間計画がより精緻化したほか、システムのメンテナンスをGRIDが請け負うことにより、四国電力の業務効率化やメンテナンス性の向上にも寄与しております。

グリッドは今後もシステムの更なる高度化に取り組み、電力DXの推進に貢献してまいります。

※:週間計画立案機能については、2022年6月23日および2023年11月20日のプレスリリースをご参照ください。