株式会社グリッド(代表取締役社長:曽我部完、本社:東京都港区、以下:グリッド)は、北海道電力ネットワーク株式会社(取締役社長 社長執行役員:細野一広、本社:北海道札幌市、以下:ほくでんネットワーク)とAIを活用したほくでんネットワーク向け週間需給計画策定システム「ReNom Power」の開発に向けて協業を開始したことをお知らせいたします。
ほくでんネットワークは、広大・積雪・寒冷という厳しい環境である北海道エリアにおいて、24時間365日、お客さまへ電気を安定してお届けする送配電事業を担っています。その中で、日々の安定供給を実現するため、北海道エリアの電力需要を想定し、各発電事業者の発電計画を集約したうえで、電力需要の変動にあわせた調整力および適切な予備力を確保するため、需給計画を策定しています。
しかし、年々複雑化する制度変更への対応が必要となり、より高度な知見が求められるなど、業務担当者の負担が増加しています。
このような課題を解決するために、ほくでんネットワークのノウハウとグリッドの社会インフラに特化したデジタルツイン・A I最適化技術を融合し、A Iによる週間需給計画策定システム「ReNom Power」の開発を進めることとなりました。

これにより、最適な需給計画を策定できるだけでなく、業務品質の均一化を図ることができ、北海道エリアの電力安定供給に資するものと考えています。
今後は、2025年9月の開発完了を目指し、両社で開発を進めてまいります。