インドネシア赤十字(ボランティアセンター)/PMI
はじめまして、インドネシア事業部のディマスです!
今回は、インドネシアの赤十字関係についてレポートしていきます。
インドネシア赤十字について
インドネシアの赤十字は、インドネシアの副大統領の管轄で、委員長も副大統領が務めています。
インドネシアには、赤十字に加盟しているボランティアが150万人以上います。
赤十字に加盟するきっかけの1つが、小学校や中学校で赤十字に関してのクラブ活動があります。
身近に、マナーや救急法などを学ぶことができる環境があるということで加盟する人が多くいます。
3つの緊急時対策アプリ
その赤十字ではITを使って3つのスマホアプリを開発しましたので、ご紹介します。
1. 天災が起きた時のマニュアルアプリ
天災が起きる前に準備しておくこと、起きた後にやること、地図などのマニュアルが記載されているツールアプリです。
津波、洪水、地震、大雨などの情報をみることができます。
また、GPSで天災が起きた時に自分の位置がどこにいるのかわかるようになっています。
2. 天災情報のシェアアプリ
アプリにIDを登録し、いつ、どこで、どんな天災が起きて、今どんな状態なのかをシェアすることができ、天災に直面した際、赤十字にSOSを出すことができます。
3. 緊急医療マニュアルアプリ
緊急時の医療マニュアルがたくさん載っているアプリです。
様々な状況での緊急医療のマニュアルが載っています。
緊急医療を学ぶセミナーのスケジュールや、献血をしている場所などの情報も載っています。
アプリ内で、緊急医療についての小テストがあることが人気の1つになっています。
近年の災害の多発に対して
これらのアプリがあれば、実際に天災が起きた場合でも、自分のみならず、周りの人々も救うことができます。
近年、スマトラ島で起きた地震や洪水が多発してきているので、インドネシア国民は天災への警戒には常に心がけています。