ジャカルタの道路管理について

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今回は、前回のレポート「道路整備」に引き続き「道路」についてレポートします。

道路状況について

インドネシア全土の道路は、損傷の激しいものが多くあります。

 

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インドネシアのシドアルジョ市では、行政と市民で損傷の激しい道路問題を解決していこうとしています。
その解決策の一つとして、Microsoftとシドアルジョ市が「M-Bonk」というアプリを共同開発しました。

 

M-Bonk とは

このアプリは、市民が道路の損傷が激しいところの位置情報を投稿すると、市の行政機関の管理部に送信されます。
そして、管理部の方々が実際に調査しに行き、修繕が必要と判断した場合に工事をします。
今はまだGPS情報のみですが、いずれ写真も送れるようになり、今後より効率的に道路を修繕できます。

この仕組みのメリットとしては、市民は、直接、行政機関に依頼することができ、その結果、早期に道路の修繕が可能になります。
行政は、市民の連絡により、道路の状態を把握することができます。
このようにシドアルジョ市では、市と市民が、自分達が住んでいる市の道路のケアを協力して管理してします。

このアプリは、道の修繕以外にも、他の使用方法がある汎用性の高さがあると感じました。

 

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アプリ「M-Bonk」を使用する学生

 

日本での同じような取組み

ちなみに日本でも、千葉県千葉市が「ちばレポ」という同じような取り組みを実施しております。
ちばレポは、市民が修繕したい道路を携帯電話で撮影し、GPS情報と共に写真を千葉市の行政機関に送ります。

 

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シドアルジョ市の取り組みとの大きな違いは、すぐに行政機関の管理部門に送られるのではなく、損傷している道路の画像をディープラーニングという手法で学習している人工知能が、修繕が必要な画像だけを認識し、修繕が必要な場合のみ管理部門に連絡がいくという、より効率的な仕組みになっています。

この仕組みのおかげで、市民は早期に道路が修繕してもらえます。行政機関の管理部門は、無駄な業務が減り、必要な箇所のみ早期に修繕が行えるようになりました。
今後、日本やインドネシアのみならず、行政サービスでのIoT・人工知能の導入によって、より合理的で効率化になっていくでしょう。

http://chibarepo.force.com

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